技術者倫理の教科書について議論する ― 共通理解と今後の展開に向けて ―

主催:名古屋工学倫理研究会NEEF 後援:関西工学倫理研究会

日時

2007年2月17日(土)10:30 ~17:30

場所

関西大学 千里山キャンパス 3505教室(下に詳細)

スケジュール

10:30〜11:00基調講演(この会の趣旨について) 斉藤了文、伊勢田哲治

11:00〜12:00『実践的工学倫理』(著者:中村収三、コメント:杉本泰治、その後討論)

12:00〜13:00昼食

13:00〜14:00『大学講義 技術者の倫理入門』(著者:杉本泰治、コメント:岩崎豪人、その後討論)

14:00〜14:15休憩

14:15〜15:15『技術者の倫理』コロナ社(著者:林真理、コメント:伊藤均、その後討論)

15:15〜15:30休憩

15:30〜17:30総合テーマ(全般のコメント:杉原桂太、その後討論)
(『誇り高い技術者になろう』『はじめての工学倫理』『工学倫理の条件』などの著者、編者などの関係者も出席)

18:00〜 懇親会 

この会の趣旨

工学倫理教育の今後の展開のための少し大きな研究会を目指す。特に日本で独自に多様な教科書が作られている現状を基にして、どのようなカイゼンの方向性があるかを探る。 そのために、どういう目的で、どういう人を念頭において教科書が作られたかとか、それはどのような章立てなどに反映されているかを著者や編集者に語ってもらう。そして、その教科書を使った人、読んだ人にその感想を聞くことを通じて、問題点を明示する。それを、改訂版のための材料としてもらう。また、教科書を使っている人にとっては、どの教科書がどのような特徴を持つかを知ってもらう。 これらを通じて、工学倫理の教科書にとってどのような標準化が可能であるかとか、どのような問題点を大学で更に教えるべきかということが、具体的に明示化されることを目指す。

単純な本の合評会というよりも、本という具体的材料を使って、日本の技術者倫理をさらに深く考える機会にする。批判よりも、ブレーンストーミングの機会を技術系を含む多くの人に与えるというスタンスになっている。そのため、研究会のやり方は、まず誰かに本の批評をしてもらって、それに著者や編集者が答える。その後聴衆と一緒に議論する。というものです。 また、様々な関係者が集まることが期待されるので、そこでいわば、教科書という具体的題材を使った交流会を目指している。 研究会後、近くの居酒屋で懇親会も予定している。

アクセス

関西大学のアクセスは、 http://www.kansai-u.ac.jp/Guide-j/access.html 阪急 関大前下車です。(南口から出て、関大の小さな門から入り、坂を上がり終えると、左手に「関西大学」と書いた高い建物が見えます。これが目指す建物です。南口は、梅田から乗ると進行方向の後ろの方向です。北口から出ると、学生街がありますが、正門から社会学部に向かうことになります。ただ、社会学部に入ってから、教室にたどり着く方法は、一言では説明できないので、学生などに聞いてください。)

千里山キャンパスマップは、 http://www.kansai-u.ac.jp/Guide-j/mapsenri.html です。 社会学部の教室は、このマップでは、Dという字のあるところです。その下の、28あたりにある入り口から入ると、右手方向にエレベータがあります。教室は、3505です。5階です。5階に上がれば、直ぐ分かります。


問い合わせ先

関西大学
斉藤了文(saiton_@_ipcku.kansai-u.ac.jp)

名古屋大学情報科学研究科
伊勢田哲治(iseda_@_is.nagoya-u.ac.jp)

メールする際は@の前後の_を取ってください。


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