その他 / 物理 Energy-Time Uncertainty Relations in Quantum Measurements 2 確かにこういう関数がある事を忘れていた(超伝導の理論で出ていた)。そこで複素関数論で証明を作り直した。まず形式的に複素時刻 τ=t+iℏβ を使い、次の関数の性質を調べる。 これらの関数は複素平面の原点付近 |τ|<r で値を持つと仮定する。実際各項は物理でよく見かける形である。すると g(τ) は連続であることが分かる。ここで δ は複素数である。 同様に f(τ) も連続だと分かる。すると f(τ) の1回微分も連続、つまり1回微分可能と分かる。 複素変数関数は1回微分可能なら無限回微分可能だという定理(Goursat)がある。実際2回微分は そして原点 t≤0 でのテーラー級数展開は微分可能な領域 |t|<r で収束する(Taylor)。従って実数 0<t<r では f(t)=0 になる。