サイエンスカフェ@名古屋
2006年4月22日午後3時から三省堂名古屋テルミナ店で開催しました.
ゲストサイエンティストは京都大学霊長類研究所長の松沢哲郎さんと南山大学南山宗教文化研究所長ポール・スワンソンさんの2人.
テーマは「心の進化−比較認知科学と宗教学の対話−」
今回はカフェを貸し切って行われ、事前応募で選ばれた29名の参加者にお越しいただきました.
松沢哲郎さん(上写真)は霊長類研究所でチンパンジーのアイ・アユム親子と共に人間のこころと行動の起源を探っている研究者であり、一方、ポール・スワンソンさん(下写真)は「科学・こころ・宗教」プロジェクトを率いる日本育ちの仏教研究者.この豪華な2名による対話となりました.
松沢さんとスワンソンさんの対談のあと、「チンパンジーにも宗教がある?」「ウソをつくのはヒトだけ?」といった質問から、さらに話が進みました.テーマは「心の進化」でしたが、なぜ研究の道に入ったかや、人文と科学の関係についてなどにも話題が広がって、あっという間の2時間でした.
サイエンスカフェ終了後、松沢さん、スワンソンさんによるサイン会も行われました.