科学喫茶
2007年 3月 2日(金)午後6時から三省堂名古屋テルミナ店カフェコーナーにて行われました.
ゲストサイエンティストは統合国際深海掘削計画サイエンスコーディネーターの江口暢久さん.
テーマは「ちきゅうの挑戦 -統合国際深海掘削計画IODPの目指すもの-」
地球深部探査船「ちきゅう」は海底深くに穴を掘るための船で世界最高の性能だということ、現在、この船を使った大規模な国際研究プロジェクト「統合国際深海掘削計画」というものが進められていること、これから「ちきゅう」を使って地震の発生源である南海トラフの掘削をするという計画などを紹介していただきました.
会場からは、掘削の間どうやって船の場所を固定するのかといった技術的な面についての質問から、穴を掘って地震が起きたり地球の内部から何か吹き出したりしないのか、といった江口さんも全然予想していなかったような質問まで、いろいろな角度からの質問が飛び出しました.